むちうち事案の難しさ
かつて「むちうち」と言えば、『アタリヤ』の常套手段に使われていたイメージがあります。
実際には痛くはないのだけど、とりあえず「痛い」と言っておけば、
少なくとも通院の慰謝料くらいは取れる。そんなイメージが広く一般に広がっています。
その為、実際に交通事故の被害にあってムチウチで通院する人を、
そのイメージが精神的に圧迫するのです。
病は気からと言いますが、そんな精神的プレッシャーを感じながら治療をしていても、
治るものも治らないというものです。
保険会社の担当者としても、中にはこの仮病を使う人もいる為、
ある程度のけん制が必要だという立場があります。
その習慣から、被害者に対し失礼な暴言を発する人も現れるようです。
病院においても、仮病かどうかは詳しい検査をすればわかるのですが、
軽いむちうち程度であればそこまでする必要もないだろうといった判断で、
正確な診断をせずに様子を見るという対応をすることが多く、
本当に痛む人が迷惑を被る結果となっている現実があります。
むちうち事案の対処法
むちうち症状については、仮に仮病である場合、
詳しい検査をすることは仮病を判明させることになるわけですから、
本当に痛みがある場合、担当医に詳しい検査を求めるべきです。
保険金請求においてや、後遺障害認定において、むちうち症における診断が
自覚症状のみであるのと医学的検査に基づくものであるのとでは、
その判断に大きな差が生じます。
ただ、全くの素人である被害者自身が、海千山千の保険会社の担当者や、
医学の専門家である医師に対し、一人で意見を言ったり対応を変えるよう求めることは、
やはり精神的に大きな負担となります。
そこで、そうした対応方法などについて、相談先を確保することが非常に重要になってきます。