むちうちなんかに負けない
by 植山行政書士事務所

むちうちと他の症状

一口に「ムチウチ」といってもその症状は様々です。

ムチウチというと一般に骨折までには至っていないものを指しますが、

筋肉や靭帯、椎間板や血管など、その損傷の位置はまちまちです。

まずはその損傷の位置を正確に把握するところから的確な治療が可能になるのですが、

病院ではムチウチ程度で損傷箇所を特定するための精密な検査は通常行われません。

被害者自身の自己申告によって大体の見当をつけて、

レントゲンを取る程度か、良くてMRIを取る程度です。

ムチウチの治療は、事故後1〜2週間は冷却・安静といった処置を取り、

その後リハビリに入るのが一般的です。

これは頚椎捻挫に限らず、頚椎症や椎間板ヘルニアであった場合も、

基本的にはこうした処置が妥当な治療とされています。

これらの処置で改善が見られない場合にようやく精密な検査が行われるのが一般的です。


通常のリハビリで痛みやしびれなどの症状が全く改善されない場合、

単なる頚椎捻挫ではない場合があります。

このような場合は精密な検査を行うのが通常です。

しかし医師によっては、患者の過剰申告であると判断したりして、

そのまま症状固定とされたりすることが比較的多いようです。

このような扱いをされた場合、症状固定とは言っても

損害賠償上の後遺障害と認定されることはなく、

原因不明、つまり極端な言い方をすれば、

「仮病の可能性が高いのではないか」という扱いをされることになります。


このような場合は正確な診断をしてもらう様に医師に働きかける必要があります。

医師からすればむちうち事案のこうしたケースは

加害者・被害者双方から面倒なことばかり言われるため、

できれば扱いたくない面倒なだけの患者という印象があるようで、

患者自身がお願いしても軽くあしらわれることが多く、

現実として泣き寝入りを余儀なくされることが多いようです。


このような場合は早い段階でご相談されることをおすすめします。


→むちうち事案の難しさ


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