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むち打ちの検査 腱反射テスト

神経の状態が正常であれば、筋肉と骨の接合部分である腱を叩くと筋肉が収縮します。
これを腱反射と呼びます。

腱反射は、腱を叩いたことによる刺激が神経回路を通じて中枢神経に届き、
中枢神経からの信号によって筋肉が瞬時に収縮するというメカニズムによって起こる反射で、
筋肉が損傷することを防ぐための生理的な反応です。

この腱反射がなくなっていたり、低下していたりすれば、
その部位から中枢神経への信号が途切れていることを意味し、
末梢神経か神経根に損傷あるいは圧迫があることを示唆する検査結果ということになります。

逆に腱反射が過剰な場合は、これを病的反射と呼び、
中枢神経に何らかの異常があることを示す検査結果だということになります。

反射の強さには個人差があるため、この判断は通常左右差を調べることによって判断することになります。
左に比べて右の腱反射が明らかに鈍い場合、
その腱に対応する右側の末梢神経か神経根に何らかの異常があると窺い知ることが出来るということになります。


むち打ちによって首の神経根に圧迫がある場合、
例えばC5神経根に異常がある場合、上腕二頭筋の腱反射に異常が出ることがあります。
C6の場合は腕橈骨筋、上腕二頭筋、C7の場合は上腕三頭筋に異常が見られることがあります。

つまりこれを逆にたどると、上腕三頭筋に異常があればC7神経根の圧迫を、
上腕二頭筋に異常があればC5かC6に
それぞれ異常があるのではないかとの疑いが持たれるということを意味するわけです。

こうした神経学的検査を丁寧に行う医師は最近は減少傾向です。
エビデンスに基づく診断が叫ばれ、MRI等の画像診断レベルが向上するに伴い、
これらの検査をしなくても異常があれば画像で発見できる、という
医師側の機械への過信が現状の医療現場の怠慢を生んでいるわけですが、
自覚症状があるのにMRIでは異常は認められず、
主治医からも半ば仮病がどとく扱われ出しているというような状況であれば、
こうした各種神経学的検査をお願いすることで、
MRI等の画像診断で異常が認められなくとも、仮病ではないことを証明することに繋がるわけです。


ちなみにむち打ちでは首だけの受傷に止まらず、腰も同時に受傷することが多いのですが、
腰の受傷に伴う神経症状の腱反射テストとしては、膝蓋腱反射、アキレス腱反射があります。
膝蓋腱反射の異常は主にL4神経根の異常、アキレス腱反射の異常は主にS1神経根の異常を示唆します。

また、下肢の反射によって神経根ではなく中枢神経の異常を示す検査として、
バビンスキーやオッペンハイム等の検査があります。


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