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むち打ちの検査 電気生理学的検査

MRIで異常が認められなくとも、各種神経学的検査によって複数の異常が認められ、
それらに自覚症状との整合性が取れていれば、
「神経の異常が医学的に説明がつくもの」として後遺障害認定されることになります。

ただし、「説明がつく」というレベルの認定では14級止まりであって、
明らかな他覚所見としては扱われていないため、12級には認定されません。

軽い神経症状に止まる症状しか残っていなく、
それで納得できるケースではそれでも構わないという人もいるでしょう。
しかし明らかな神経症状が残存していて、仕事や生活にも支障を残し、
回復の見通しも立っていないようなケースでは、それで納得して終わらせてしまうことは出来ないかと思います。

そういうケースで切り札になるのが電気生理学的検査です。


電気生理学的検査の代表的なものは筋電図検査と神経伝導速度検査です。

筋電図では、筋肉が発する電位を読み取ることで、異常が筋肉にあるのか神経にあるのか特定できます。

神経伝導速度検査では、
刺激を伝える速度を計測することで、神経の伝導に途切れ等がないかを確認します。
どことどこの部位間で計測するかで当然結果は違ってきますので、
異常個所を全く特定できずにやって白黒が付くわけではありませんので、
場合によっては「伝導速度検査の結果異常なし」と説明されたとしても、
どことどこの間に異常がなかったのか等、きちんと確認しておく必要がある場合もあります。

MRIや各種神経学的検査にも共通して言えることですが、
診察する医師が「何とか異常を見つけて原因特定してあげよう。」という前向きな姿勢になってくれない限り、
どんな検査を受けたとしても異常が発見できず、全てにおいて「異常なし」と診断されることもあるのです。

患者の側が医学的な知識を全く持っていない場合、
主治医が「面倒だな〜、どうせ心因性のものなのに・・・。」などと思っているようでは、
どんなに色んな検査をお願いしたところで、ことごとく「異常なし」と診断されるのです。
その時の主治医の心の中は「それ見ろ。だから異常などない、って言っただろう!」という心境です。
「異常なしありき」で検査しているのであって、異常が見つかれば前言撤回しなければならないわけですから、
積極的に異常を見つけてあげようとなど思っているわけがないのです。

頼るべき医師を間違えれば、交通事故被害者は主治医によって賠償上の権利を奪われます。
ですが悲しいことに大半の医師はそういう医師です。
保険会社の地道な営業活動の成果によって、整形外科医は交通事故患者を避けようとするのが基本姿勢です。
安易に転院をするとかえって不利になるのが辛いところです。

患者自身が正しい医学知識を身に付けて、自ら自己診断するくらいの対応が求められます。


ちなみにこの電気生理学的検査は整形外科領域の検査ではありません。
神経学領域の検査になりますので、脳神経外科か神経内科においてやってもらうことになるのが通常です。

ただ、脳神経外科では脳の損傷等の重症例を扱うのが通常ですから、
むち打ち患者が受診するとやや投げやりな対応をされることがあります。
病院や医師による部分もありますが、普通は神経内科を選択することになります。


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